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完走するために必要なこと


 友人を毎年誘って、フルマラソンに参加すると、その年の
参加メンバーにもよりますが、どうしても完走できない人が何人か
いました。友人にも完走して喜びを味わってほしいと心から
願っているので、自分が完走しても喜びは半分です。
 帰りの車の中も、打ち上げ中も、完走できた人を盛り上げつつ、
完走できなかった人に気を使うという感じでした。

 そこで、一緒に参加してくれた友人が全員完走してほしい!
との思いで、ある年から、大会までの週末に一緒に練習を
することにしました。

 それぞれが、仕事やプライベートの都合があったり、住んでいる
ところもバラバラのため、全員が毎週集まって練習できる
ということはなかったのですが、それでも、何人かが集まって
練習すると、気持ちも楽になりますし、メンバーの誰かが走り方の
コツ等を勉強してくると、それをみんなで試してみたりと、
一緒に練習をするようになった友人は、目に見えて長い距離が
楽に走れるようになってきました。

 何年かそうやっているうちに、完走できる人と完走できない人
には違いがあることに気がつきました。

 その違いとは、
  1. 何が何でもフルマラソンに完走したいという思い
  2. ハーフ(約21km)を2時間ぐらいで走ることができる体力

 この、2つの要素があるかどうか
 です。

1. 何が何でもフルマラソンに完走したいという思い
 参加するんだから、どうしても完走してやる!という思い
の方は、寒い日であろうが、風が強い日であろうが、
練習をします。
 仕事が忙しくて・・・、前の晩に飲みすぎて・・・なんて
いう言い訳はありません。

 練習に対してもそうですが、本番でもこの思いは
必要です。
 レースの途中に、足が痛くなったり、足が動かなくなったり
することが必ずあります。
 また、周りで走っていた人たちがあきらめてどんどん
リタイヤしていくと、自分も・・・という気持ちになるかも
しれません。そのときに、何が何でも完走するという思いで
1歩1歩を進めるかどうかが、完走するための1つの
要素です。

 逆に心が折れてしまうと、急に体が痛くなったり
してしまいます。
 心と体はつながっているということがよくわかります。
   
 もうそろそろ結婚してもいいころだと思うけど、
相手がなかなかその気になってくれない、というカップルの
女性の方が、マラソンを走ることになり、男性の方が
「完走できればなんでもしたる」、というものだから、
「完走すればうちの親に挨拶にきてね。」ということに
なりました。

 その女性はひざの調子が悪く、あまり練習ができなかった
ので、完走できるかどうか心配でしたが、見事に完走を
果たしました。
 もちろん、その約束も果たされ結婚にいたっています。

2. ハーフ(約21km)を2時間ぐらいで走ることができる体力

※制限時間のないマラソンもありますが、制限時間を5時間
(篠山ABCマラソンは制限時間5時間)のマラソンに完走する
場合を考えます。

 やはりマラソンなので、体力は絶対必要です。何も練習
しないで完走できるということはありません。
(だからフルマラソンを完走する価値があります)

 フルマラソン完走を目指す方で、練習で40kmを走る方は
いないでしょうが、ハーフ(約21km)は必ず走れるように
しなくてはなりません。

 具体的には、ハーフを2時間ぐらいで走る体力が
必要です。
 ハーフを2時間ぐらいというと決して速いペースでは
ありません。その人の走る能力にもよりますが、イメージの
わかない方はゆっくりジョギングするペースと思ってもいい
と思います。

 練習でハーフを2時間ぐらいで走ることができなければ
ならないのには理由があります。

 フルマラソンを完走できるかできないかは、まずハーフで
わかります。ハーフのポイントで、通過点と思えるか、
やっとハーフについたと思うかでは、大きな違いが
出てきます。
 もう体力が残っていないのに、後半分もあるのか、
と心が折れてしまうと、体も痛くなり、動かなくなって
しまいます。ハーフは通過点と思えるよう、練習する
必要があります。

 また、2時間ぐらいで走らなくてはいけない理由として、
初級者は最初から最後まで同じペースで走ることは
できないので、時間の余裕を持って半分を超える
必要があります。

 制限時間5時間のマラソンにハーフで2時間半
かかってしまうと、残り半分を同じペースで走れるか?
と心の中で計算してしまい、無理かも・・・と思ってしまうと
そこからどんどん体が動かなくなってしまいます。

 それから、ハーフの通過が遅くなればなるほど、
周りにリタイヤする人が増えてきます。
 リタイヤモードの雰囲気の中では、自分のエネルギーも
どんどん奪われていきます。
 そのためにも、まわりのランナー達が完走モードの
雰囲気の中で走る必要があります。




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